第９回 介護職員等の交流会 おしらせ

9月6日未明に発生した北海道の胆振東部大地震で被災された皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます

このとき同時に北海道全域の停電というかつてない事態が発生しました

根室市では42時間、約2日間の停電となりましたが、この経験は私たちの日ごろからの災害対応への意識を大きく改めさせるものでした

根室市内の高齢者介護や福祉の現場においても様々な課題が浮き彫りになったものと思います

私たちは今回の経験をもとに、各事業所で働く皆様と経験交流や意見交換しながら、今後どのような防災対策を進めていく必要があるのかを考える「第９回　介護＆福祉+医療にあかかわるスタッフさんの交流会」を急遽、実施することにしました

停電のなか各事業所がどのような取り組みをおこなってきたのか、またそれぞれが把握している市内の利用者・高齢者の状況等について意見交換をしながら、福祉に携わる個人や各事業所、地域として今後どのような対策を進めていく必要があるのか考える契機としていきたいと思います

どうぞ、皆様のご参加をよろしくお願いいたします

日　時：2018年10月29日（月）　19：00～20：00ごろ

場　所：特別養護老人ホームはまなす園　地域交流室はまなすホール（2階）

参加費：ひとり200円

申込先：FAXでご連絡ください（申し込み用紙-PDF-）

第8回 介護＆福祉+医療にかかわるみんな集まろう 開催しました

2018年9月21日

「第8回　介護＆福祉+医療にかかわるみんな集まろう」を開催しました。

今回は11事業所から61名の方に参加していただきました。

また介護老人保健施設セラピーこざくら様には、今回も快く会場をお貸しいただき心からお礼申し上げます。

さて今回のテーマは、「スキンアについて」でした。

釧路労災病院で皮膚・排泄ケア認定看護師としてご活躍されている中村公子様を講師に事例を交えた分かりやすいご講演をいただきました。

高齢によって、皮膚の菲薄化やドライスキン等を引き起こし、脆弱な皮膚の高齢者は圧迫やズレで皮膚障害のリスクが高まること（例えばベッド柵に手をぶつけて皮膚が裂ける、テープを剥がすとき一緒に皮膚がむけるなど）。

スキンテアが生じたときは、生理食塩水（なければ微温湯）で洗浄し、できるだけ皮膚や皮弁をもとの位置に戻すこと等の対処方法について具体的事例を紹介しながら解説。

スキンテアを防ぐために、（ベッド柵など）体がぶつかりやすい場所を保護すること、ローションなどで保湿すること、テープを剥がすときは刺激を和らげるよう指で押さえながらゆっくり剥がすこと、ズレや圧力があまりかからないよう二人以上で移動介助を行うこと等を説明されていました。

講義後は6-7人のグループで、それぞれの経験や講義を受けての疑問点などをグループトーク。

その後の質疑では、二人以上での移乗が体制的に難しい状況や、ヘルパーが訪問先で一人でどのように対処すべきか等の質問がだされていました。

参加された方のアンケートから、スキンテアという言葉をはじめて聞いたという方もいますが、みなさん現場でそれぞれ経験のあることなので、「予防や処置の仕方が分かってよかった」、「これからの介助に活かしたい」、といった声を多くいただきました。

ご参加のみなさん、ありがとうございました。ぜひまたの機会にご参加くださいますようお願い申し上げます。

（　報告記録　PDF　）

なお次回は 10 月 29 日（月）に第9回目の交流会を開催します。

今回の震災・停電を経験したなかで、あらめて災害への対応や課題についてをテーマにした交流会を予定しています。

詳細はあらためてご案内します。どうぞよろしくお願いいたします。

映画「ケアニン～あなたでよかった～」上映会を開催します

映画「ケアニン～あなたでよかった～」の自主上映会を開催します！

（※公式サイトはこちらから）

<ストーリー>　公式サイトから引用

「認知症で人生終わりになんて、 僕がさせない――」

大森圭（男性・21）は新人の介護福祉士。

高校卒業後、これといってやりたいことがなかった圭は、漠然とした理由で介護の専門学校へ入学。

卒業後、圭が働くことになったのは、郊外にある小規模介護施設。

認知症の高齢者たちと上手くコミュニケーションが取れず、悩む日々が続くなか、

圭が初めてメインで担当をすることになったのは、認知症の星川敬子79歳。

試行錯誤しながらも、先輩スタッフたちの協力もあり、少しずつ敬子との関係性を深めていく。

「なんとなく」で始めた介護の仕事に、いつしか本気で向き合うようになっていく圭だったが…。

日　時　2018年11月24日（土）　午後7時～午後8時50分（上映時間105分）

場　所　根室市総合文化会館　視聴覚室（2階）

入場料　ひとり500円（定員70名）

申し込み先について　

　参加人数の把握のため、事前にファクスでご連絡いただければ幸いです。

　なお席に空きがある限り、申し込みされていなくても当日参加はOKです。

　申し込みチラシのダウンロード（PDF）